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雲間サイエンスカフェ「虫のおかけで甘いお茶 〜植物と昆虫の香りコミュニケーション〜」2018.8.11

11/8/2018

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昨年の龍谷大学オープンキャンパスでの演目を、塩尻かおり先生と古本強先生を雲間にお招きして再演することができました。しかも進化版で。

この美しい標本が、チャノミドリヒメヨコバイ(ウンカ)です。小さっ!
これがまさに雲霞のごとく茶畑にやってきて、茶の新芽を吸います。
吸われた茶の芽は、「あっ、ウンカに吸われています、たすけて!」というメッセージを香りとして発するのだ。
そのメッセージを嗅ぎつけて、蜘蛛やてんとう虫などの捕食者がやってくる。

どの植物も饒舌に喋っていて、この虫にはサムライバチさん!と指名までするというから驚きだ。
虫にやられた芽をお茶にしたら、たまげるような甘い香りが生まれたのも本当に偶然の産物。
人間のもったいない精神はすごい。

茶の発酵が上手くコントロールされ熟れた果物みたいな甘さのある烏龍茶と、東方美人を淹れて飲み比べてもらいました。
虫のおかげの、あのキラキラした甘い香りを楽しんでいただけたかな。

古本先生からは、「植物って温度変化も感じてんねん」から始まる研究の展開を伺いました。
麦の作付けなど、一年に一度しか経過を観察できないなかで、もうあかんかも、から一転「昨日それがわかった」というライブ感。
人類の未知、誰もいない荒野を、道があると信じて進む研究者って、、、
ほんとにExplorer、、、かっこいいなぁ。

「コナガにやられています、という小松菜のメッセージをうけて襲いかかる寄生蜂」実演もあった。リトル野生の王国、、、
あっという間の2時間ちょい
「お茶の寺本さんと、実は案外近い場所にいたんやなと思いました」
世界は関連している。ぜんぜん違うと思ってることも、実は内包されている。
「目に見えないものこそ、見ようとする」
Explorerな気持ちを忘れずにいたいと思いました。
ありがとうございました。

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